2012年10月27日土曜日

感謝と抱負

マサオ



8月14日 大雨の影響によりスキマ家具屋の拠点である工房が流されました

工房三棟中二棟全壊 木材ストックはほぼ無くなり 木工機械・道具類は全滅 トイレ流され パソコンとキリが無い 

地元の方をはじめ、京都府・宇治市役所・地元の方々・玉井建設を筆頭とした工事現場の方々・ボランティアの方々・私の大切な仲間・そして家族に沢山支えていただきました

現在では復興に専念した結果、仕事ができる環境にまで回復いたしました

この被災によって自然に生かされていることを実感し、人に支えられて生きているのだと改めて知る切欠になりました

感謝の気持ちで一杯なのです

私が認識している範囲での この環境そのものに感謝しています

土砂災害で崩壊した事物も受け入れることができ消化できました


私の仕事は環境そのものだと考えるようになりました

屋号は『家具屋』としておりますが 生活に付随するもの全てだと捉えています

豊かな生活をテーマに掲げて進みだしたスキマ家具屋は今後 経験した環境を取り入れ どう捉え具現するのか

恩返しという表現は些か誤解を招きそうですが 今後の活動にご期待いただきたく思います

拙い文章で申し訳ございませんが 最後までお読みいただきありがとうございました

改めまして よろしくお願いいたします



2012年10月14日日曜日

工房へ。


炭山にある工房を訪れました。


ここでほぼ毎日、スキマ家具屋の家具づくりの作業が行われているわけですが、

前回も少し書いた通り、今は復旧をメインに作業をモリモリとすすめているところです!



八月集中豪雨で、裏の山からの土砂くずれ、横の川の増水。。


二ヶ月経った今でも、山までの道は整備中。



オーナーの山本氏の車で工房まで向かう道中、一挙に様々な光景を目の当たりにしました。

ガードレールは曲がりくねり、
本来木々があるはずの空間にぽっかり穴が開いていたり、、、

川が流れていたのか、元々木があったのか・・
原型が判断できない堀のような道。

かと思えば、急に何事もなかったようなキレイな景色に。

場所によって被害の差が大きく異なっているようで、奇妙な気持ちになりました。



工房に着くと、話には聞いていた通り、元々あった建物は半分以上全壊しており、

裏の山には土砂崩れの痕跡がクッキリと残っていました。




ちなみにこちらは土砂や増水により被害を受けた数日後の様子。
























当初、これら全ての土砂やガレキは自己責任として

自分たちで撤去しなければならない決まりになりました。

この膨大な量を。。。!




ちなみにこちらは工房横に流れている川の、以前の様子。

魚が沢山むらがっているのが、肉眼ではっきり確認できました。






















そしてこれが以後の川。。






とてもビフォーが思い出せない状態。。

手前には市が設置した黒いパイプが通っていますが、川に対して十分な大きさでなく、
先月の台風でまたも川が増水で水が溢れ・・

それ以外にも
行政の対応が十分でなく、なかなか作業がうまくすすみませんでした。



自然災害は、極端な話 「しょうがない事」と言ってしまえばそれでおしまいなのですが、
その後の対処はとても慎重に行わなければならないのだと思います。

いざというとき頼りになるはずのものが、頼れないというのが一番こわいのだと痛感しました。。





そんなこんなで、豪雨から2ヶ月ほど経った現在は

多くのボランティアの方やNPO団体の方々のお手伝いもあり、(有難い!)

土砂やガレキを撤去し、徐々に制作できる環境ができあがってきました!



今は家具になる貴重な材料がズラリと並んでいます。





















色が見えてくると安心しますね。









同時に、工房内の床づくり作業も進めています!


どんな風になるかはお楽しみです◎





2012年10月6日土曜日

今後のおしらせ


スキマ家具屋スタッフあいぼんです。


展覧会も終わり、台風も去り、本物の秋がやってきました。

先月末までスキマ家具屋店内で行われていた自身の個展のようすです。





土日のみの会期にも関わらず、多くの方が来てくださりました。

ご来店、ご来場頂いた皆様ありがとうございました!

ご協力頂いたスキマクルーのみなさまにも感謝。


今回はスタッフである私の展覧会となったわけなのですが、、

今後、様々な作家やアーティストの展示やイベントなどを企画してゆく予定です。


ただ今あたまの中でぐるぐる思案中。

壁に映像を投影したりした、家具屋での上映会よさそう..

今から寒くなってくる季節なので、
毛糸を使った織りのワークショップ交えたイベントもいいですね...

コーヒーを飲みながら。

・・・!


めちゃくちゃ楽しそうな気がするのは私だけでしょうか。

妄想半分、現実半分
家具屋のスペースを生かした様々なイベントを企画したいと思います!


---

そしてもう一つ

「スキマ家具屋」から大事なお知らせがあります。


以前こちらでもチラリと書きましたが、

京都・宇治にあるスキマ家具屋の工房ですが、

8月の集中豪雨の被害を受け、現在修繕大工事を行っているのです。

当時ニュースや新聞でも報道されたように、とても大きな被害でした。。


そのため、作業場や道具の関係で、ただ今家具を作る状況が難しくあります。

ですので誠に勝手ながら、
しばらくは工房の修繕・構築に専念させていただく予定です。

オーダーを頂いている方やご相談頂いている方々には大変ご迷惑をお掛けしておりますが、

店主・山本氏&制作担当・中川氏、着々と家具を作る環境を整えていっております!


ただ今少しお時間頂くことになりますが、オーダーのご依頼やご相談などは
以前のように承っているので、お気軽に店舗のほうにお問い合わせください◎


<スキマ家具屋MAP>

















もちろんお店では通常営業、店内の家具や小物の販売、
カフェスペースも開いております~


工房の現在の状況など
またこちらでお知らせさせていただこうかと思っています。


なにやらNEW工房は、かなりの進化をとげている模様・・・


一新し、一皮むけたスキマ家具屋の工房 そして家具たちをお楽しみに◎